.

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1..
ちょっとづつ書く。



2..
スペック



3..

31歳童貞
土木作業員
彼女いない暦=年齢w

キャバ嬢
Hカップ
「安めぐみ」に似ているから、ここでは「安」とする。
見た目は癒し系




4..
Hカップいいなー
くわしく!!




6..
>>4
返信さんくす。


安と出会ったのは今年の9月。
会社の飲み会後に、飲み屋街をブラブラ歩いていた。
俺自身は飲まないタイプの人間なので、黒服の声も無視して歩いていた。

すると、前方から微笑みを浮かべたデカパイ女が歩いてきた。
町行く人がみんなデカパイを見ていた。
歩くたびにデカパイは揺れていた。
俺は、安をチラ見してしまった。
目が合った。


これが地獄の幕開けだった。




7..
みてるぜよ



8..
>>7
ありがとうww


安は俺と目が合うと、ニコッと微笑んできた。
女に免疫のない俺はそれだけでノックアウトされた。
そして、安が話しかけてきた。




9..
安「あ、なんか目が合っちゃいましたね」
俺「あ、はいww」
安「私も優しそうな人だな、って思ってチラ見しちゃったんですよ。私たち気が合いそうですね」
俺「ww」

緊張して会話になってなかったww
どもる俺を横目に安は自らのカバンからメモを取りだし、そこに何か書いて渡してきた。
安のラインIDだった。

安「せっかくお店以外で人に会ったので嬉しくて^^ラインくださいね」
そう言って安は立ち去ってしまった。




10..
みてるからねー



15..
安にラインを教えてもらった俺は、早速安にラインをしてみた。
何て送ればいいかわからなかったので、とりあえず、「お疲れ様です」と、送った。
今思えば安は今から仕事なのにww




16..
すぐに安から返信が来た。
安「お疲れ様です。私は今から仕事だよー。何て呼べばいいん?」
俺「>>1で。」
安「了解でーす!また仕事が終わったら、ゆっくりラインするね!少しでも早く仲良くなりたいから!」

俺は夢を見ているようだった。




17..
そこから数日間は夢心地だった。
仕事の休憩の度に安とラインのやり取りをした。
今まで彼女はおろか、友達も少なかった俺にとって安とのラインは新鮮だった。


ラインのやり取りをした数日間で安のいろんなことがわかった。
・昼は予備校講師をしていること、担当科目は英語。
・某有名大卒である。
・趣味は旅行と化粧と読書、特技は料理。
・性格は一匹狼で自由気ままである。
・よく食べる。
・水商売は本格的に働くのは初めてである。


そして、
・絶縁して身内が一人もいない。
・過去に虐待と激しいイジメを受けていた。
・俗に言うアダルトチルドレンである。
・人一倍、野心家である。
・夢がある。




18..
安の半生は家庭事情を含めて割りと壮絶だった。
ラインのみのやり取りだが、いつの間にか本当に安を守りたいと思うようになってしまった。
そして、情に流された俺は「俺ができることは何でもする。」と送ってしまった。
ブサメンなのに、かっこつけてしまった…

安からの返信は「嬉しい。そんなこと言われたの初めて。今すごくドキドキする。じゃあ、一つワガママ良い?今日の夜、ご飯いきたいなー」




19..
つづき気になる



20..
Hカップの女がいるなんて都市伝説だろ



22..
遅れて本当に申し訳ない。
少しずつ書いていく。
ちなみに、これは嘘の話じゃない。


安に食事に誘われた俺は、もちろん二つ返事で了解した。
俺の仕事帰りに会うことになった。
初の女性との食事。
俺はその日仕事に集中できなかった。




23..
ちなみにこの時点で9月中旬な。
何か質問あれば、書いていってくれ。


仕事を終えて俺は急いで駅まで向かった。
駅の改札前で待ち合わせ。
帰宅ラッシュの人混みの中に安はいた。
茶髪に毛先を巻いて、ピンクの羽織とワンピース。
グラマーなスタイルも相まって、本当に可愛かった。
そういえば安は、顔はAV女優の「吉沢明歩」にも似ていた。
周りの男がチラチラ安を見ていた。
あまりにも可愛いので、なかなか安のところにいけなかった。


すると、安が俺に気付いて、「あっ」と、びっくりしたような顔をした。
そして、「>>1ちゃーん!」手を降りながらやってきた。

おっぱいも揺らしながら。




24..
安「お仕事お疲れ様!人多いねー。めっちゃお腹すいてん!ご飯食べよー!」
俺たちは、とりあえず居酒屋に入った。
そこで安は「また太ってまうー」とか言いながら、美味しそうにご飯を食べていた。
キャバ嬢なだけあって、酒もよく飲んでいた。
安はニコニコしながら、楽しそうに話をしていた。




25..
1時間が経過した頃だろうか。

安「あー。めっちゃ楽しいのに、もうすぐ仕事とか嫌やなー。もっと>>1ちゃんと話したかったのに。」
これは所謂、同伴なんだろうか。
でも、安は自分といて楽しい、と言ってくれているし…

葛藤した挙げ句に俺は「お店いこうか?」と言ってしまった。




26..
>>25
自分でフラグ立ててどうするよw




27..
>>26
本当にその通りだ。
今となっては後悔しかない。


安「えっ…>>1ちゃんとは、お客さんの関係になりたくないから、いいよー。」
俺「そうなの?」

このときの俺は、完全に安が自分に好意を持ってると思っていた。
「客になる誘いを断る=大切な存在」と思っていたからだ。

安「でも、ドレス姿は見てほしいかなー」
自分のドレス姿の画像を見せる安。
すごく可愛くて、ムラムラした。
自分以外の男に見せたくない。
俺は店に行くことにした。




28..
安の店は割りと小さめだが、人気店だった。
キャバクラなんて上司に連れられて行くくらいしかなかった俺は緊張していた。
ほほどなくして、ドレスに着替えた安が出てきた。
女神に見えた。




29..
安「>>1ちゃんお待たせ!緊張してまうから、あんまり見ないでよー」
俺「見てないし!」

安は黒のロングドレスを着ていた。
谷間が強調されて、よく似合っていた。

結局この日は3セットほどいた。




30..
帰宅すると、安からラインが来ていた。
>>1ちゃん今日はほんまにありがとう。ごちそうさまでした!また>>1ちゃんの話聞きたい!今日は私と>>1ちゃんが仲良くなれた記念日やなー。」

バカな俺は完全に舞い上がっていた。
安の過去の辛い話も、仕事の愚痴も、夢の話も、全て俺に気付いて受け止めてほしいから話してくれたのだと思ってしまっていた。
俺は安を幸せにしたい、と考えてしまったのだ。
早速、安にラインをしてみた。

「いえいえ。ところで、安ちゃんの好きなタイプは?」

童貞はストレートなのだ。




31..
安からの返信がすぐに来た。
「うーん…優しくて、紳士的で、自分を持ってる人かな。あと、気が長い人!」
俺にも脈があるかもしれない!外面について何も触れていないということは、安は性格重視なんだ、と感じた。

ブサメンの俺にもチャンスが!

俺「見た目はあんまり気にしないの?」
安「あんまり気にしないよ!性格が大切」
俺「好きな芸能人とかいるの?」
安「いるよー!もう10年くらいずっと『成宮寛貴』と『相葉雅紀』ちゃんのファンやのー」

「成宮寛貴」には勝てないが、「
相葉雅紀」にならなんとかなるかも、と一瞬でも考えてしまった自分が恥ずかしい。



32..
ふむふむ



33..
>>32
読んでくれて、ありがとう。


安は本当に成宮と相葉が好きなようで、2人の魅力とやらを語るだけ語っていた。
そして、そのままラインの返信が途切れた。
そんな安の身勝手なところも、たまらなく可愛くて許してしまう俺がいた。




34..
次の日から毎日安からのラインが来た。
安は昼休みと俺の仕事が終る時間には必ずラインをくれた。
長々としたラインではなかったが幸せだった。

ある日、安から写メが送られてきた。
スーツ姿で予備校の教壇に立っている写メだった。
安ライン「来週チラシに載るよー」

俺はすぐさま勃起したww

安は自分のものではないのはわかっている。
でも、誰にも見せたくない。




35..
俺は仕事帰りの安に同伴を提案した。
安の仕事が終るのは午後21時。
立派な店前同伴になる。
安はもちろん二つ返事で了解した。




36..
スーツ姿の安にドキドキしつつ、同伴。
結論から言うと、その日はラストまでいた。
初めてボトルもおろした。
安を彼女にするための投資だと思えば、惜しみ無く金を遣っていた。




37..
ものすごい沼に沈んできたなwwww

続けてください




38..
その日から通う度に「ボトル+フードを3セット」が定番になってきた。

4回目に店に行った5日後だったかな。
安からラインが来た。
「そろそろ気持ちを試すのは終わりにしよか。私と付き合ってよ。」

俺は目を疑った。

俺「どういうこと?」
安「もう我慢できないの。気持ちを直接伝えたいけど仕事あるし…会いに来てくれへん?それとも、こんな女は嫌い?」




39..
嫌いなわけないだろww
ノコノコと出陣する俺ww

安は他のテーブルと指名がかぶっていたようで、なかなか席に着いてくれなかった。

来店15分後に安登場。
安「>>1ちゃん、お待たせ!ごめんなあ。あの席めっちゃ疲れるから、オアシスが欲しかってん」
俺「はあ…あの、ライン…」

ここで安は半泣きになる。
安「私な、今までいろいろあったから優しくされたらあかんねん。もう好き過ぎておかしいの!私と付き合って」

上目遣いで俺を見つめる安。
パニックになる俺。
俺「でも…成宮とかイケメンが好きじゃないの?俺なんかでいいの?」
安「私の成宮寛貴は、>>1ちゃんやねんで。それに…>>1ちゃんでいい、じゃなくて、>>1ちゃんがいいの」

満面の笑みで甘える安。
俺「よろしくお願いいたします」

遂に言った!

安「やったー!大好きやし、あかんかったことを考えてたから、めっちゃ泣きそう…」
幸せモードの俺ww

もちろん延長ww




40..
ちなみにこのときは10月な。
安と出会って1ヶ月ww

安「じゃあ記念日に乾杯しよっか。」
シャンパン投入ww
フルーツ投入ww
まあお祝いだしww

10万以上の会計ww


その日から地獄が始まった。




41..
続けて



42..
安からは、たまに甘いラインが届くようになった。
しかし、前ほどのやり取りもなくなってきた。
仕事終わりに呼び出し→同伴、の流れが増えてきた。
平日も日曜日も、ほとんど毎日会っていた。

ある日曜日。
安と百貨店に買い物に行った。

安「私ね、結婚指輪なんかいらないからね!」

…?

安「あ、私は>>1ちゃんと結婚前提のお付き合いだから」
俺は舞い上がった。
こんな可愛くてしっかりした奥さんができる、なんて幸せなのだ。

そうこうしているうちに、ブランド店の売り場に足を踏み入れていた。
安「あっ!miumiu」
安はそう言うと、miumiuのショップに入りカバンを物色し始めた。

嫌な予感がした。

安「なあなあ、私、指輪はいらないから、代わりにカバン買ってほしいなあ。このカバンを使う度に>>1ちゃんを思い出したいんやもん!…あかん?」
目を潤ませる安。

どうする…俺…!




43..
結局俺はカードで30万近くする、そのmiumiuのカバンを購入した。
上機嫌の安。
安「>>1ちゃん大好き!」

そこで俺は一つの賭けに出た。

俺「大好きなら今日泊まろうよ」
童貞なりに頑張ってみたのだ。




45..
すると安は半泣きになり、「私…昔襲われたことがあって、トラウマなんだ。」と、言い出した。



46..
ナンカダマサレテル!



47..
安「だから、今まで彼氏ができても肉体関係になったことはないの。怖い…みんな私のおっぱいばかり見て、ほんまに怖いねん… >>1ちゃんだけは違うやんね?」

ここまで言われたらもう何も言えない。
結局この日は泊まらずに帰った。

ちなみにこの日はリッツ・カールトンのレストランでディナーを払わされ、安は電車で帰宅ww




48..
その日から段々と安のワガママはエスカレートしていた。
日曜日は毎回デートで昼御飯や晩御飯を奢らされる。
もしくは買い物デート。

ちなみに買い物デートでは、
・ブランド化粧品多数
・PRADAのチェーンバッグ
・マークバイマークジェイコブスのカバン
・香水
・店用のサンダル
・ドレス
・日用品ww
・家電ww
まだあるかもしれないが、とりあえず覚えてるのはこれだけ。




49..
続きが気になる



50..
はよはよ



52..
10月の中旬、同伴前の車の中で突然安が泣き始めた事態が発生した。

俺「どうしたの?」
安「>>1ちゃんのことが好き過ぎて苦しい。でも、今お金がなくて家のライフラインが全部止まっているからヤバイの」
安「黙ってたんやけど、ルームメートが今病気なんだ」

俺はとりあえず3万円渡してしまった。


安「え…?」
俺「いつでもいいから、返済は。」

この日から金を直接渡すようになった。


そして、決定的に俺が騙される事件が起きる。




53..
同じ時期に安は体調を崩して予備校講師の仕事を辞めた。
労災認定の件も出ていた。
本当にいっぱいいっぱいだったみたいだ。

時間ができた記念として、安は夢の国に旅行に行った。
「友達」と一緒に行ったらしいが、旅行中に安から送られてくる写メは何故か安が一人で写っているものばかりだったww

そして、状況を連絡するラインの代わりに夢の国で倒れた、という連絡が入った。




54..
騙される展開かと思ったら悲しい話しになるのかな?



55..
安からの連絡が来たのは2日後だった。

搬送先の病院で意識を取り戻した安は、地元に帰ってきてそのまま入院している、とのこと。
安の入院先の病院は、赤十字が運営している大病院だった。

部屋番号を聞いた俺は、安に会いに行くことにした。




56..
安はベッドで読書をしていた。

俺「体調はどう?」
安「大丈夫やで。読書する時間がいっぱい増えたから、これはこれで幸せやねん。旅行はまた行けるときに行けばいいし、クヨクヨしてもどうにもならへんし!」
飛びっきりの笑顔で安は答えた。


安「それにな、お客さんとか友達とか何より>>1ちゃんが来てくれたやろ?いろんな人に愛されてることがわかったから、入院も悪くないよねー。」
少し寂しそうに見えた。

おそらく家族には連絡していなかったのだろう。
安のキーパーソンは、親友に頼んだそうな。




57..
>>56
キーパーソンって?




58..
>>57
入院して、もしものときに決定権を下す人らしい。
普通は親族がなるらしい。




59..
とりあえず買ってきたケーキを渡して、俺は病室を後にした。

点滴を打ちながら読書をしている姿が切なかった。
安は婦人科に入院していたので、周りは妊婦さんと重症患者しかいない様子だった。
いじめられないか心配だった。
何の病気なのかも気になった。




60..
次の日も病室に通った。

安の部屋に入ってびっくりした。
安はいなかったが代わりに、安のベッド周りには大量のお菓子と雑誌、観葉植物が置かれていた。

同室の患者に話を聞くと、安と仲良くなった入院患者のおばさま達や客と思われる男がお土産を持ってきているそうな。


安は基本的に面会時間中は部屋に帰らずにコミュニティスペースで男と、面会時間外は看護士もしくは入院患者のおばさま達と話をしているとのこと。そして、診察時間になっても帰ってこないので、医師に怒られていることも聞いた。




61..
んでんで



62..
とりあえず俺は安がいるコミュニティスペースに行ってみたけど、そこには、若い男と談笑する安がいた。
とても楽しそうだった。

基本的に安は俺に対して攻撃的で甘えてくるなんてことはなかったので、安の意外な一面にショックだった。


安「あっ、>>1ちゃん!」
俺に気付いた安が手招きをしてきた。

安「あっ、彼氏の>>1ちゃんやで。この前話した人」
男「へぇー。あ、俺帰るわ。」
男は帰るときに俺に「頑張ってくださいね」と言ってきた。




63..
安「今の人は先輩やねん」
俺「そうなんやね。すごい楽しそうやったね。」
安「うん!めっちゃおもしろい人やの。」
俺「俺より楽しそうやったね」

安「え?当たり前やん。だって>>1ちゃん、おもしろくないんやもん」
安「私がいつも会話を振っても、一言くらいしか返事ないし。会話のキャッチボールができないよね。いつまでも実家でぬくぬくと育って世間知らずだし、自分から積極的に彼女や友人を作ろうとしたりしていないし、向上心がない割には可愛い彼女が欲しい、やら欲望も多いし…もっと努力したら?」




64..
安「そんな怠けた人間と話してて、魅力的なわけないやん。それに、ご飯の食べ方も汚いし、笑顔があまりないし、服装がダサいし、仕事も出世欲や目標がないし、自分で試行錯誤しないよね!いろいろ考え方が甘いよ!」

沈黙が流れる。

安「なんか興ざめしてもた。今日は読書するわ。」
安はそう言うと予め持参していた小説を読み出した。




65..
もうちょい似せる努力しよう



66..
>>65
「安めぐみ」に、ってことか?
確かにこれだけ見たら、イメージぶち壊しだなスマン


安は全く話しかけてくれなかったので、とりあえずその日は帰ることにした。

するとラインが来た。
安「さっきはごめんね」




67..
安「イライラしてて、つい当たっちゃったよ。ただ、私と付き合っててもお互い何も成長できないよ。別れようか?」



68..
俺は慌てた。

なんとかして安の機嫌を直してほしかった。
何度も考え直してほしい旨をラインで伝えた。

すると、
安「ごめん。いろいろ迷惑かけてしまいそうだから、無理矢理終わらせようとしたんだ」
安「入院代金が高くて…退院したら風俗で働くの。」

今まで頑張ってきた安が風俗に…

俺はいてもたってもいられなくなり、銀行から20万円を降ろし、安の病院に向かった。




69..
もう80万円位使ったか?



70..
>>69
おそらく、その時点でそのくらいかな。
あまりお金を気にしていなかったww


戻ってきた俺に驚く安。

俺「こんなに心配してくれるのは、安しかいないよ。風俗なんか行かないで、お金遣って。」
安「いいの…?私なんかのために、ありがとう」
すっかり安の機嫌は良くなっていた。

いつ別れを切り出されるかが本当に怖かった。
その後も退院するまで毎日病院に通い、安にいろんなものを差し入れした。


ただ、どんなに通っても病院には15分くらいしか一緒にいてもらえなかった。
安はよくラインで「会いたい」と送ってきていたが、実際会いに行くと不機嫌になっていた。




71..
1週間で安は退院した。
結局病名は教えてもらえなかったが、婦人科の病気だった。
しばらく検査通院をする、とのこと。

安は仕事の遅れを取り戻すかのように、がむしゃらに働き始めた。
そして、週3で店に呼ばれるようになった。




72..
この辺りからどんどん安は感情の起伏が激しくなってきた。
店に行っても、ボーイが延長交渉に来たのみ優しく甘え、後は冷たかった。
毎日来ていたラインもあまり来なくなり、けなす→褒められるの繰り返しの会話が続いた。
八つ当たりも頻繁にされるようになってきた。
別れを切り出されるのを恐れた俺は、安の奴隷同然の生活をしていた。
安のタクシー代わりにも財布代わりにもなっていた。




73..
そんな生活が続いたせいで、貯金はすごい勢いで減っていく。
職場の弁当も買えずに、自分でおにぎりを持参し切り詰めた。
それでも安の店に通った。
結婚してもらえると本気で思っていた。
自分の良い部分を褒め、ダメな部分を指摘してくれる安に本当に感謝していた。


俺は学生時代からイジメを受け、これまで友達もいなかった。
勉強も運動も何をさせてもダメだった。
そんな俺を受け入れてくれていることに感謝していた。




74..
しかし、安のワガママと強気な態度はどんどんエスカレートしていく。
困り果てたときに、安から初めてアフターの誘いを受けた。
「今日は朝までいたい」とラインが来たのだ。

店に呼ばれるのは、これが最後かもしれない。
今夜遂に卒業できる、そう思って同伴から閉店まで店にいた。


そして、いよいよ安とのアフター。
「良いところ知ってるんだ♪」

連れていかれた先は、メンキャバだった。
そして、安が指名していたのは、病院のコミュニティスペースで安が楽しそうに喋っていた男だった。




75..
続きワクワク



76..
同伴から閉店までってお幾ら万円するの?
女の子からしたら同じ客に粘られるより色々注文してくれる客が何人か付いた方がメリットありそうなんだけど、毎回それと同じくらい使ってあげてるのかな?




78..
>>76
安の店はボトルを注文してもらうよりも指名をたくさんもらった方が時給が上がり稼げるそうな。
安は一時期はNo.2になったようで、あるときは指名しても10分ほどしか席にいてくれないことがあったww

その割には俺をしょっちゅう店に呼んでボトルを注文されてたな…

ちなみに同伴から閉店までだと、6万円くらい。
暇なときは大体3セットだから3万円いかないくらい。




79..
続き。

メンキャバの男は、「大沢たかお」に似ているので「たかお」にする。


安「久しぶりー、ボトル取ってきてー」
安はボトルキープをしていたようだ。
ボトルキープのタグが数個ついていたので、安はこの店の常連なのだろう。

安のボトルで乾杯して5分後。
安はシャンパンを卸した。
シャンパンで上機嫌な安は少し酔ったのか、ゲームをしようと提案してきた。
安「タイタニックゲームしよ!」




81..
タイタニックゲームとは…
やり方:コップやジョッキなどに焼酎や梅酒、お酒ならば何でもいいので半分くらい入れる。

この時に氷は入れたら駄目です。

その上に焼酎のボトルのキャップや梅酒のキャッ プを裏にして浮かべます。

そのキャップの中に順番に、コップの中が焼酎ならば焼酎、梅酒ならば梅酒を入れていく。

キャップが下に沈んでしまった人が負けで中に入ってるものを飲み干す。




82..
たかおは止めた。
たかお「安ちゃん、今日は辞めた方が…」
安「別にええやん。早くするで!」
ビールのピッチャー用のコップにテキーラを入れる安。

地獄のゲームが始まる。

安はかなりの酒豪で飲み比べを挑んできた客と勝負して日本酒を2升近く飲み、安に対抗した客を店で吐かせる、という伝説を持っていた。
俺が酒で勝てるはずがない。

俺は拒否したが、
安「私を潰したら、抱かせてあげるよ」

俺は安に挑戦することにした。




83..
テキーラが半分そそがれたグラスに浮かべたショットグラスにウイスキーが注がれていく。
俺は必死だった。
ゲーム1回目の敗者は安だった。
俺は心の中でガッツポーズをした。

安は一瞬、不服そうな顔をしたがコールに合わせて一気に酒を飲み干した。
途中で休憩をはさんだものの、1分後には「ごちそうさま」をしていたww
こいつは一体…

そして、再びゲームが始まる。
次の敗者は俺だった。




84..
頑張れ>>1ちゃん!
負けるな>>1ちゃん!




86..
おもしろいな



85..
続きはよ!



87..
安はかなりの上機嫌で残りのスピリタスを注いでいく。
テキーラ+ウイスキー+スピリタスのチャンポンだ。
俺は覚悟を決めて飲んだ。
かなりきつい…
5分ほどかけて飲んだ。

飲み終わった瞬間に意識がなくなった。
ヤバい。ヤバすぎる。
たかお「もう辞めましょ!安ちゃんDVD観る?この前忘れていった『成宮寛貴』のDVD観ようか!」


たかおナイス!
この一声でゲームは一旦終わった。

かのように思えた。




88..
安はDVDを観始めたが、「成宮寛貴」が出演している箇所以外は早送りにしてしまうために、予想以上にDVDが早く終わってしまったのだ。
そして、安が動いた。

安「ラスト1回やろうか!」
俺にもたかおにも拒否権はなかった。




89..
気付いたときには安はいなかった。

代わりに、たかお以外の店員が横にいた。
店員「あ、大丈夫ですか?お客さん最後のゲームに負けて潰れてたんですよ」
俺「ごめんなさいね。安は?」
店員「たかおが送っていきました。安さんは、悪い人ではないのですが、なかなか人に心を開かない人ですよね。好き嫌いもハッキリしているし…。本当は優しい人なのに、なかなか素直になれない人です。怒らないであげてください。」
俺「それは大丈夫だけど…安はよく来てるの?」
店員「週1回くらいですかねー。あまり長居はしないし、うるさくもしません。今日は珍しいですね。」




92..
店員「あ、安さんがいろいろお客さんのことを話してましたよ。後でラインでもしてあげてください」
とりあえず店員に水をもらって少し休ませてもらった俺は金を払った。
時間はもう朝の5時半だった。
タクシーで帰り、せっかくの休日にも関わらず、俺は二日酔いで苦しむはめになってしまった。




93..
月曜にもなっても二日酔いは続いていた。
昼休みに飯を食わない俺に上司が話しかけてきた。

上司「最近元気ないが、どうしたんだ?仕事にも全然身が入ってないじゃないか。」

俺は上司に全てを話した。
すると、上司は開口一番こう言った。

「それは、本当に彼女なのか?」




95..
気になる!!



97..
遅いけども、頑張るww


俺は上司に反発した。
ちゃんと告白されたこと、店の外でデートしていること、頻繁にラインをくれること、などを説明した。

上司は渋い顔をして更に尋ねてきた。
上司「彼女とキスやセックスをしたことはあるのか?」
俺「ありません。」
実際は手すらもつないだことはなかった。

上司「お金の支払いを彼女がしたことはあるのか?」
俺「ありません。恥ずかしながら、今まで女性にお金を使う機会がなかったので、その全てを彼女に使おうと思っています。」




98..
上司は溜め息をついた。
上司「あのな、お前皆が心配しているんだぞ。キャバ嬢に騙されてるんじゃないか、って。みんなのアドバイスをちゃんと聞け。もう店には行くな。ちゃんと彼女と話をするんだ。話ができないのなら、仕事の融通をきかせないぞ。」


上司の話はかなり腑に落ちなかったが、安に話をしてみることにした。

その前にそういえば安にどれくらい金を遣ったのか気になったので、貯金残高を確認した。
安と出会って約2ヶ月半。
180万円近く遣っていた。
貯金はわずかだった。




99..
俺は焦った。
高校を出てから特に贅沢もせずにコツコツと貯金してきた。
わずかな時間でなくしてしまった。
もう店には行けない。
俺は安をご飯に誘った。

安「話って何?」




102..
俺は安に
・店にはもう行かないこと
・本当に俺のことが好きなのか
・いつも何故そっけないのか
という質問をぶつけた。


安は
・店に来てくれないなら、会う回数が減ること
・好きだけど、あまりにも俺がコミュ障なのでつまらない
という返事を返してきた。




103..
結局その日から安との交流は極端に減った。
ラインをしても返ってこないことが、度々あった。
ところが、12月の初旬に安からラインが来た。
安「今から○○まで送ってほしい」
○○までは、同じ県内であるがかなり遠い。
車で40分ほどかかる場所である。


俺は安を送った。
高速代はもちろん俺持ちだ。
安は○○のとあるマンションの前で降りていった。
そして、そのままマンションに入っていった。


結論から言うと、これが俺が最後に見た安の姿だった。




104..
>>103
おいw
気になるぞw



108..
俺はとりあえず地元に帰り、安の家付近まで車で戻った。
すると、俺の前を走っていた車が安のマンションに入った。
何故か俺もつられて入ってしまった
駐車場に泊まる車。本当に、ただ、なんとなく見ていただけだった。


車から降りてきたのは、たかおだった。
そして、たかおは安が住んでいる部屋に鍵を開けて入っていった。
この辺りは夜になると危ない。
だから俺はいつも安が部屋に入るのを見届けてから帰るようにしていた。
見間違えるはずがない。




109..
安は、たかおと暮らしているのか?
じゃあ、さっきのマンションは誰のマンション?
他にも男がいるのか?
俺は混乱してしまった。
混乱した俺はまた車で40分ほどかけて、○○に向かった。
車に忘れ物をしている、という口実で安を呼び出そうと考えた。
マンション近くのコンビニから電話をかけようとした、そのとき。


安と見たこともない男がコンビニから出てきた。
男は若く長身で知的なイケメンだった。
俺が見たこともない安の楽しそうな顔。
最初から俺はまた相手になんかされていなかったのだ。




110..
では、たかおは何故に安の部屋に入ったのか?
安の単なる浮気なのか?
俺は全てがわからなかった。
そして、まんまと安が本命と会うためのタクシー代わりにされた俺。
全てが情けなかった。


数日後、安からクリスマスに関するラインが来ていたが、「もう会わない。さよなら」と送った。

そして、段々真相がわかってきた。




113..
俺は真相を調べるために安が明らかにいないであろう時間にメンキャバに行った。
店員は何も教えてくれなかったが、代わりに他の客が教えてくれた。


・安は虐待の末に勘当された。
・風俗に行くか死ぬかで迷っていたときに、たまたま出会った人に拾われる。
・キャバで働き始めたのは、下心を持った人間が憎いから、とのこと。
・ルームメイトとは、おそらく、たかおのこと。
・たかおとの間に恋愛感情はない。
・安には本命の彼氏がいる。
・真面目で賢い男らしい。
・おそらく、コンビニで出会った男。
・過去にも恋愛を使って、貢がせていた。


・メンキャバに来たときに、俺のことを酒の肴にしていた。




111..
ひど過ぎる話だ…



112..
「もう会わない。さよなら。」
気づくのが少し遅かったかもしれんけど、よく言ったね、エライ。

おばちゃんは応援するよ( ノД`)…




113..
>>111
>>112

ありがとう。




114..
下心を持った人間が憎いって。下心を持って客に貢がせてたくせに。まんまお前のことだよ。クズ女。
虐待、勘当とか同情のタネにすらならん。




116..
>>114
正直まだ好きだから、あんまり安の悪口を言わないであげてくれ。
正直にいうと、最初の頃は俺が下心丸出しだったんだ。




115..
他の客でも知ってたような事を彼氏だと思ってたのに知らなかったってキツいね



116..
>>115
本当にな。
ただ、その客以外は安の本性を知らないみたいだったわ。
猫かぶってたんだろうなー。

そして、更にショックだったのは俺以外の客には安はめちゃくちゃ優しいらしい。
俺だけカモだったんだ。




117..
やっぱり色恋を知らない奴がキャバクラなんてダメなんだな、と安と出会って学んだよ。
ちなみに安は婚約をして家族を手に入れて、就きたい仕事に就いて引っ越したそうな。
またどこかで水商売をするのかもしれんが、そのときに出向いてしまいそうな自分が怖い。
正直ひどいことをされても、まだ大好きだ。

これで俺の話は終わりです。




118..
最後までバカなの?
そんなゴミみたいな女さっさと忘れとけ。お前のためだ




119..
安よりも魅力的な人が見つからないんだ。
どうすればいいんだろうなー。




123..
>>119
どこが魅力的なんだ?おっぱいか?
少なくとも性格は最悪なのは間違いないからなぁ。




120..
忘れるためにすぐに他の女の子と仲良くなるのが難しいなら、キャバクラなり風俗なり行ってみるのはどうかな
本当に安さんが好きなのか、ただ自分が惚れっぽいだけだったのか分かるかもしれない




121..
>>120
俺はまともに話もできないので、とりあえず行ってみようと思う。
ありがとう。




124..
俺は、安の性格が好きだった。
人に媚びずにいっぴき狼で自由気ままで、人の悪口を言わない、努力家で、自分が見込んだ人間に対してはかなり人情味があった。
視野が広くて、いつも人生を良くしようとしているポジティブなところも良かった。




125..
>>124
おまえのことを酒の肴にしてる時点で人の悪口と同じだし、人情味あるならお前をカモにしないだろ




126..
それでも好きなんだ。
早く忘れたい。




128..
オレもよく似た経験あるわ 
オレの場合は外国人パブ嬢だけど…
その女に未練が残るってより使った金に対してやけど 
もしあったら何回風俗いけとんやろとか




129..
人生最初の恋が終わった時はみんな同じように苦しむもんだ
次の恋をすれば気持ちも経験も上書きされる
だからさっさと次の相手を見つけるのがおすすめ
ただし相手のスペックは自分相応に落とせよ




131..
みんなありがとう。
この前キャバ行ってきたが、全くときめかなかった。
もう無理なのはわかっているが、やっぱり安が良いな。

とりあえず忘れられるように努力するよ。
みんなありがとう。
それにしても、何で俺をターゲットにしたんだろうな。




132..
それは見るからにカモにしやすそうな男だったからじゃない?単純に



134..
誰でも良かったんだろ
たまたま引っかかったのがいいカモだっただけで
つかキャバで次探すのはマジでやめとけ
自分の身の丈考えて婚活でもした方がいい




136..
結局、付き合っていなかった件